IT業界で大切なメンタルケア

IT業界では、エンジニアがメンタルを病んでしまうといった話が出てくることが少なくありません。

IT業界に限らず仕事には苦労がつきものですが、特にエンジニアが取り上げられる理由には仕事の多忙さが挙げられます。

エンジニアの仕事は、システムの設計・開発や運用保守など携わる作業が多いです。

いずれにおいても、作業量の多さやスケジュールのタイトさが業界の懸念点にもなっています。

場合によっては、納品までの期限が予算の都合などで短くなることもよくあるのです。

残業や休日出勤といった時間外労働が当たり前のプロジェクトに参加すると、休まる暇がありません。

仕事のことが頭から離れず、心身ともに疲弊してしまいます。

ストレスを解消できるはずのプライベートの時間が、さらにストレスを溜める原因になり最終的に病んでしまうのです。

企業側も残業させない日を設ける、休日出勤は認めないなどメンタルケアを目的として対策を打っています。

しかし、いまだ問題が改善されない現場も多いのが現状です。

そうなると、エンジニア自身が少しでもメンタルケアに向けて動くしかありません。

そこでストレスを極力溜め込まず、発散できる生活を送ることを心がけましょう。

少しでも休みができたら、家で仕事を考え続けるのではなく、公園など緑豊かな場所を散歩してみるのが良いです。

木々の緑は、心を落ち着ける効果があります。

また、太陽を浴びることで幸せホルモンのセロトニンが分泌されて、ストレス抑制の効果も期待できるのです。